浦和レッズ・大畑歩夢選手のベルギー・ルーヴェン移籍が決定し、日本サッカー界に新たな海外挑戦者が誕生しました。
この記事では、大畑選手の特徴や経歴、そして今回の移籍の意義について詳しく見ていきたいと思います。
ぜひ最後までお楽しみください!
大畑歩夢の特徴
大畑選手のプレースタイルや特徴について詳しく見ていきましょう!
1. 左利きの左サイドバック
大畑選手の最大の特徴は、左利きの左サイドバックであることです。
サッカーにおいて、左利きの選手は比較的少数派であり、特に左サイドバックのポジションでは貴重な存在です。
大畑選手は元々ボランチ(守備的ミッドフィールダー)としてプレーしていましたが、高校1年生の時に左サイドバックにコンバートされました。
この転向が彼のキャリアを大きく変え、攻守両面でのプレーの質を高めることにつながったと考えられます。
2. 強靭な対人守備
大畑選手は対人守備が得意な選手として知られています。
サガン鳥栖時代には、元日本代表の酒井宏樹選手の突破を阻むなど、高い守備力を示しています。
鳥栖の下部組織時代、大畑選手は同じ左サイドバックで2学年下の中野伸哉選手と激しいレギュラー争いを展開しました。
当時のコーチである金明輝氏は「大畑は負けん気が強く、伸哉を蹴落として自分が出るというくらいまでやってくれた」と語っています。
この経験が、大畑選手の強靭な対人守備スキルの向上に大きく貢献したと考えられています。
3. 的確な攻撃参加
現代のサイドバックに求められる重要な要素として、攻撃への参加があります。
大畑選手は、無闇な仕掛けはせず、流れを読んだ上で攻撃を仕掛ける能力を持っています。
U-23アジア杯の準々決勝に向けて、元指導者の金明輝氏は「攻撃の最後のクロスの質や決定的な仕事をするアシストとか、そういった部分は今でも課題かなと思って見ています」と語っています。
この指摘は、大畑選手が攻撃面でさらなる成長の余地があることを示唆しており、彼の向上心を刺激する要因となっていました!
4. 高いスタミナと持久力
90分間落ちないスタミナも大畑選手の強みの一つです。
攻守にわたってハードワークを続けられる体力は、現代サッカーにおいて非常に重要な要素です。
2021年のJ1リーグでは30試合に出場し、1768分のプレー時間を記録しました。
また、2022年に浦和レッズに移籍後も22試合に出場するなど、コンスタントに試合に出場し続けています。
この統計は、大畑選手の高い持久力と信頼性を裏付けるものです。
5. 技術的な側面
大畑選手の左足から繰り出される正確なパスやクロスは、攻撃の起点となることが多く、チームの得点力向上に大きく貢献しています。
また、足元の技術の高さも評価されており、ペナルティエリア内に侵入するプレーも得意としています。
OHルーヴェンへの移籍
2025年1月29日、浦和レッズは大畑歩夢選手がベルギー1部リーグのOHルーヴェンへ完全移籍することを発表しました。
ベルギーリーグは、若手選手の育成に定評があり、多くの才能ある選手がここから世界的なスターへと成長しています。
大畑選手は移籍に際して次のようなコメントを発表しています。
「この3年間は僕にとって、とても有意義なサッカー人生となり忘れることができない多くの思い出ができました。
今後はいま以上にサッカーと向き合いながら、もっともっと成長していけるように頑張ります。」
この言葉からも、大畑選手の成長への強い意欲が感じられますよね!
大畑歩夢のプロフィール
大畑歩夢(おおはた あゆむ)選手のプロフィールは以下の通りです。
- 生年月日:2001年4月27日(23歳・2025年1月現在)
- 出身地:福岡県北九州市小倉南区
- 身長:168cm
- 体重:65kg
- ポジション:ディフェンダー、ミッドフィールダー
- 利き足:左足
経歴:
- 小倉南FCジュニア・ジュニアユース
- サガン鳥栖U-18(北陵高校)
- サガン鳥栖(2020年 – 2021年)
- 浦和レッズ(2022年 – 2024年)
- OHルーヴェン(2025年1月 – 現在)
代表歴:
- U-20日本代表
- U-21日本代表
- U-22日本代表
- U-23日本代表
- AFC U23アジアカップ(2024年)
- パリオリンピック(2024年)
まとめ
いかがだったでしょうか。
大畑歩夢選手の特徴やプレースタイルについてまとめました!
これからも益々の活躍を楽しみにしています!
最後までご覧いただきありがとうございました!