安田隆夫(やすだ・たかお)さんは総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」の創業者です。
現在は創業会長兼最高顧問としてご活躍されています。
最近では息子、安田裕作氏(22)を取締役に選任すると発表しました。
息子の取締役選任発表され、安田隆夫氏にも改めて注目が集まっています!
今回はそんな安田隆夫氏の生い立ちについてまとめてみました!
安田隆夫の生い立ち
安田隆夫氏は、1949年に岐阜県大垣市で生まれます。
父親は工業高校の技術科の教師で、テレビはNHK以外見ないようにと言われるような堅い家庭でした。
父親からは就職先に地方公務員を勧められますが、「親父みたいな人生は面白くない」という考えを持っていました。
それからは実家から一刻も早く出ていきたいという気持ちで、父親と交渉し、難関大学合格を条件に上京を認められました。
見事現役で慶應義塾大学の法学部に合格し、大学進学と同時に上京します。
安田隆夫は慶應義塾大学・法学部出身
安田隆夫氏は慶應義塾大学・法学部出身です。
住所:〒108-0073 東京都港区三田2丁目15−45 第1校舎: 101-147
TEL:03-5427-1557
偏差値:67.5
大学進学後は裕福な家庭出身の「慶応ボーイ」たちとのそりが合わず次第に大学に行かなくなり、1年生で留年となりました。
父は激怒し、仕送りをストップします。
その後は、船内荷役労働など、自力で学費を稼ぎ、5年(1973年)で卒業しました。
安田隆夫は不動産会社に入社するも倒産を経験
大学卒業後は小さな不動産会社に就職します。
安田氏が小規模な会社を選んだのは、以下のような考えを持っていたからです。
しかしながら、入社10ヶ月で当時のオイルショックの煽りを受けて会社が倒産してしまいます。
それから数年、麻雀で生計を立て、800万円の開業資金を貯めました!
安田隆夫はディスカウントショップ「泥棒市場」を開業
安田隆夫氏は麻雀で稼いだ資金を元手に1978年29歳で、東京・杉並区西荻窪に18坪のディスカウントショップ「泥棒市場」を開業します。
泥棒市場を始めたきっかけは、何を事業したらいいかわからず、消去法で残ったのが「物を売ること」でした。
さらに当時に立ち寄った店舗が、どの店主も無愛想だったため、「これで商売が成り立つなら自分にもできそうだ」と思ったからでした。
安田氏は1人で経営していたため、深夜に商品の仕分けなどを行っていたところ、通行人から「店は営業しているのか」と尋ねられました。
このことをきっかけに「泥棒市場」は深夜営業を始め、これがブレイクして成功を収めます!
泥棒市場売却からドン・キホーテ開業まで
その後、ディスカウントストアの問屋業に参入するために「泥棒市場」の店舗は開業後5年ほどで他人に売却します。
1983年に現金卸売業の「株式会社リーダー」を設立します。
リーダーは設立数年後に年商約50億円を達成します。
卸売業の成功で満足しなかった安田氏は、泥棒市場で培った安売りのノウハウと、リーダーで培った資金力と商品力を掛け合わせて、小売業への再参入を決意します。
そして1989年3月、東京都府中市に「ドン・キホーテ」1号店を開業しました!
現在は世界も含めてグループ総店舗数744店となるそうです!
安田隆夫のプロフィール
名前:安田隆夫(やすだ たかお)
生年月日:1949年
年齢:75歳(2024年現在)
出身:岐阜県大垣市
肩書:ドン・キホーテの創業者
まとめ
いかがだったでしょうか。
安田隆夫さんの生い立ちについてまとめてみました!
これからのご活躍も期待しています!
最後までご覧いただきありがとうございました。