国内外のクライマー、そして世界のクライミングメディアから注目を浴びるプロクライマーの倉上慶大さん。
2015年に不可能と考えられていた瑞牆山(みずがきやま)「千日の瑠璃」初登攀など、困難なルートを次々に開拓してきました。
そんな倉上さんですが、2024年6月26日、富士山8合目で意識を失い、病死されました。
あまりにお若いので気になり、今回は倉上慶大さんの経歴についてまとめてみました。
倉上慶大の経歴
2014年に埼玉県に移住。
株式会社ロストアローへ就職します。
所在地:〒350-2213 埼玉県鶴ヶ島市脚折1386-6
TEL:049-271-7111(代表)
設立年月日:1984年9月1日
資本金:7,000万円
事業内容:登山、クライミング、バックカントリースキー、アウトドア用品の正規輸入・卸・販売
尊敬できる先輩クライマーが多く、トラッドクライミングやビッグウォールクライミングなどにもフィールドを広げていきました。
倉上さんは2019年、ロッククライミングに専念するために退職しました。
倉上慶大のトレーニング
倉上さんは2019年にはプロクライマーとしての活動を開始しました。
主なトレーニング方法は以下の通りです。
外岩を登るのは週に4〜5日ほど。
基本的に晴れの日には岩場に赴いて、登ります。
悪天の日や、トレーニングの日と決めている場合は、午前中に指や持久力を鍛えるトレーニングを行い、午後をデスクワークに充てる。
夕方からはボルダリングジム等でさらにトレーニング。
マウンテンバイクでのトレーニングも取り入れていました。
上るのが好きで、根っこがボコボコした上り坂は体幹と体力を使い、登り切った時の達成感が面白いそうです。
50mくらいの登り坂の攻略に2時間くらい使ったりし、体幹を鍛えていました。
倉上慶大の主な実績
倉上さんの主な実績は以下の通りです。
https://www.patagonia.jp/ambassadors/climbing/keita-kurakami.html
- カリフォルニア州ヨセミテ、エル・キャピタンの「The Nose」の単独フリー初登
- 日本、瑞牆山十一面岩の「千日の瑠璃(250m, 5.14a R/X)」のフリー初登
- イギリス、ノースデボン海岸の「The Walk of Life(E9 6c)」の登攀
- 日本、長野県湯川の「燈明(5.13d/14a R)」のフリー初登
- 日本、瑞牆山十一面岩の「沈黙の春(A4+)」のグラウンドアップでの単独初登
- 日本、小川山の「覚醒(V14)」のグラウンドアップでの第2登
- 日本での多くのハイボルダーをグラウンドアップで初登
- 日本、二子山の「Mare(5.14c)」のグラウンドアップでの単独フリー登攀
倉上慶大のプロフィール
名前:倉上慶大
読み方:くらかみ けいた
出身:群馬県邑楽郡
生年月日:1985年12月生まれ
年齢:38歳(2024年現在)
職業:プロクライマー
まとめ
ここまで倉上慶大さんについてまとめてみました。
界隈を牽引していくような存在だっただけに、 亡くなるにはあまりにも早すぎますね。
とても悲しく心が痛みます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
倉上慶大は新潟大学出身!物理学の修士号を取得しプロクライマーへ!についてもご覧ください。