2024年5月30日テレビ東京の定例会見にて、去年3月に放送した番組で不正確な表現や誤解を招く構成など不適切な内容があったと公表し、謝罪しました。
人気番組「激録・警察密着24時!!」について、過剰な演出や不適切な内容があったということです。
石川一郎社長は警察密着番組について、「もうやめます」と述べ、今後は制作しない意向を示しました。
今回は「激録・警察密着24時!!」の不適切行為についてまとめてみました。
警察密着24時!不適切な内容とは
番組では、愛知県警が捜査していた「鬼滅の刃」に関する不正競争防止法違反の疑いがある事案を取り上げていた。
テレ東によると、その際に「4人が逮捕された」と放送したが、その後に3人が不起訴となった事実には言及しなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/35ba404772630e907bdec0f620fa2d5a1b4098ab
「鬼滅の刃」の不起訴の件について、一部スタッフは事実を認識していた一方で「スタッフ間での情報共有や確認がなされていなかった」と説明しました。
また、強制捜査後も問題の商品が通信販売などで売られていたと伝えたが、販売していたのは、VTRに登場させた会社ではなかったそうです。
刺激的なナレーションの多用などの過剰な演出もあったとしている。
警察署内の捜査員同士の会話や会議の様子を事後に撮影したのに、捜査の時系列に沿っているかのように番組を構成していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/35ba404772630e907bdec0f620fa2d5a1b4098ab
さらに事後に撮影した件については「あくまでも事実に基づいてそのシーンを再現した。事実と異なる内容を作り出したり、事実を曲げた形でやったりということは一切ない」と強調しました。
「再現」というテロップを入れるべきだったとしたうえで、「やらせ」には当たらないと述べました。
石川社長は「この番組は、外部の制作プロダクションと作ったものでございますが、放送責任は我々テレビ東京にあります。
視聴者の皆様と関係者の皆様にご迷惑と誤解を与えて、名誉を傷付けたことを、テレビ東京の社長として深く反省し、心からお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした」と謝罪しました。
警察密着24時!は番組終了!
番組の見直しを検討しているのか問われたのに対し、石川社長は「もうやめたい。やめます」と述べました。
さらに、一切制作はしないのかという質問に対して、「はい」と答え、この番組の制作や放送を取りやめる考えを示しました。
ネットの声
今回の不適切行為について、ネット上で様々な意見や感想がありました。
ネット上での反応コメントを一部抜粋し、ご紹介します。
この手の番組は、徹底的に真実性を求めるべきというわけでもないし こういう事をやったらダメという防犯意識、啓蒙活動にも一定の意味があると思いますので 注意すべき点はあるにせよ トラブルがあったからやめるではなく 続けていく方が、社会的にはいいと思います
https://news.yahoo.co.jp/articles/35ba404772630e907bdec0f620fa2d5a1b4098ab/comments
止めなくてもいいけど、過剰演出やヤラセの検証はすべきです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/35ba404772630e907bdec0f620fa2d5a1b4098ab/comments
えーやめちゃうの!? 毎回面白いから楽しみにしてるのに。
https://news.yahoo.co.jp/articles/35ba404772630e907bdec0f620fa2d5a1b4098ab/comments
まとめ
ネットでもさまざまな声がありましたが、皆さんはいかがだったでしょうか。
今回の件は引き続き注目していきたいと思います!